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合同会社 ゆきわたり

迫桜生が魅せられた若柳ツアー(2024年2月10日開催)

更新日:6月27日

 迫桜高校の生徒さんが「商品開発」の授業の中で地元の若柳を紹介するツアーを作りに取り組み、1年をかけて作ったツアーが催行されました。


 参加者は10名様、半数以上が市外の方で仙台や山形からお越し下さいました。

授業の中で生徒たちが街のことを調べる中で、自分たちが魅せられたものをツアーのコースに含めて、自分たちがガイドとして参加者に案内して歩きました。



 まずは廃線となった、旧くりはら田園鉄道(くりでん)の若柳駅舎でくりでんの歴史を紹介。続いて若柳地織の千葉孝機業場を見学し、千葉孝順さんからお話を伺いました。若柳の綿織物は明治から大正にかけて盛んに生産されましたが、現在は千葉孝機業場でのみ作られています。千葉さんからは織物のこと、ご自身のことや経験されたことについてお話し下さいました。こちらではトヨタ自動車の創設者、豊田佐吉が発明した「豊田式鉄製小幅動力織機(Y式)」が現在でも現役で使われています。





 只見工業所ではミニ畳作りに挑戦しました。たくさんある畳表と畳縁から自分の好きなものを迷いながらも選び、スタッフの方に教えてもらいながら作ることが出来ました。完成後は畳を使ってお茶を頂いて一息。



 休息した後は、商店街を散策しながら生徒さんから街のことについて話を聞きました。自分たちが通った小学校のこと、地元のスーパーのこと、自分たちが遊んだ場所など高校生らしい案内を聞くことが出来ました。



 商店街を後にして、迫川の堤防からは景色を堪能。この日は天気も良く栗駒山の綺麗な姿を見ることが出来ました。この場所では春は桜のお花見が楽しめ、夏は花火大会の会場にもなります。



 今回は行けなかった川南地区や地元の飲食店、お土産になりそうなお菓子屋さんについて、高校生らしい話を聞きながら、くりでんミュージアムへ。地元でジオガイドとして活躍する高橋郁生さんからくりでんについて解説を頂きました。


 高校生が自分たちで街のことを調べ、自分の言葉でガイドした、まち歩きツアーですが参加者には楽しんで頂けたようです。生徒さんは試行錯誤しながらも練習を重ねて当日を迎えたことと思いますが、みなさん上手にガイドをすることが出来ました。

参加頂いたお客様、ツアーを作った迫桜高校の皆さん、有難うございました!



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